堺市立第2学校給食センターの建設が桃山台1丁で進んでいる。2025年6月からの全員喫食制中学校給食の開始を予定している同センターでは、PPAモデルを活用した太陽光発電設備を設置し、食物アレルギー対応調理室も新設。1日最大8千食を調理、14校の中学校に配食する。
昨年10月から建設工事が始まり、当初来年4月スタートを予定していた。しかし、建設用地の地盤改良工事で最初の設計を上回る強固な地盤があり、追加の調査。施工方法が変更され工期を延長。2か月遅れの始動となる。
建築面積は3449平方メートル、延べ面積4066平方メートル。鉄骨造りの2階建ての建物になる。屋根には太陽光パネルを設置。配送中学校は泉ヶ丘東・平井・登美丘・野田・福泉・福泉南・宮山台・若松台・三原台・晴美台・原山台・庭代台・赤坂台・美木多。
保温・保冷性に優れたステンレス製の二重食缶を使用。冷たい献立には、食缶に蓄冷剤を使用して配送するなどの配慮も。また、同センターの調理従事者と各学校でのリモート通信や、ICTカメラによる給食調理のリモート見学環境を整備する。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年9月12日)時点のものです。