[和泉市]和泉市医師会と市が医療賞を受賞 心不全リスク検出などで

投稿者 記者・ 原

採血

※画像はイメージです。

和泉市医師会と和泉市が国際的な医療賞である「UNIVANTS 2026」優秀賞を受賞した。受賞対象となったのは、心不全の早期兆候をとらえる血液検査BNPに基づく未発症者の心不全リスクの検出と医療費削減への取り組み。

市の試算によると、心不全発症後に入院治療をすると、年間117万円の医療費(国が支払う費用)がかかるが、入院を回避できた場合、外来診療での医療費は5・4万円にまで圧縮できるという。

24年度、市内の特定健診でBNP検査を受けた2415人を追跡調査したところ、未発症者17人が確定診断され、早期治療につながった。この実績から試算すると、医療費は年間でおよそ1900万円が抑制できるとしている。

同医師会と市は特定健診にBNP検査を組み込むことで、未知の心不全リスクの検出と、医療費抑制に期待を寄せる。

検査費用は1人当たり3080円だが、市民の負担は500円。市内特定健診対象者は約1万7千人。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2026年8月9日)時点のものです。

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