近隣センターも上昇か横ばい 晴美台4.1%もハネ上がる
大阪国税局が公表した今年1月1日時点の路線価によると、泉北ニュータウンの各駅前商業地で前年に比べ1平方メートル当たり5千〜1万円、率にして3・0〜5・3%上昇した。
泉ケ丘駅のパンジョ前と、泉ヶ丘センタービル前がともに5・3%上昇し20万円に。駅前再整備がすすむ栂・美木多駅トナリエ前は3・6%上昇し14万5千円。そのほか泉ケ丘駅北側商店街や光明池駅のサンピア前もそれぞれ5千円上昇した。
和泉中央1㎡16万
トリヴェール和泉の和泉中央駅エコールいずみ前は3・2%上昇し16万円に。
泉北ニュータウンの住宅地15地点でみると、前年と比べ価格が下がったところはなく、前年と同じか上昇した。もっとも大きく上昇したのは晴美台近隣センター前で、4・1%上昇し7万6千円。次いで三原台が2・6%上昇し8万円に。宮山台も2・4%上昇し8万7千円になった。
5年前の2019年と比較し上昇率がもっとも大きかったのは茶山台の4・9%、次いで宮山台の4・8%、晴美台の4・1%と続いた。逆に低下したのは御池台で、2・8%下がって7万円に。
中百舌鳥は12%アップで64万に
ニュータウン以外の各駅前の路線価も軒並み上昇した。中百舌鳥駅前は昨年に比べ12・3%と二桁上昇し64万円、堺東駅の9・1%を引きはなした。5年前に比べると中百舌鳥駅前は39・1%も上昇し、堺東の33・3%を上回っている。
富田林駅前は3・7%、金剛駅前は3・2%、それぞれ上昇した。
※近隣センターがなくなった地域では、以前、近隣センターがあった場所の路線価を掲載。
※昨年まで掲載していた和泉市光明台については、24年からその全域が路線価方式から倍率方式(固定資産税評価に特定の倍率を乗じる)による評価に変わったため表から除外した