道路陥没が堺市内で相次ぐ 南区でも3件発生 昨年1年間で

投稿者 記者・ 原

茶山台3丁の陥没現場

茶山台3丁の陥没現場

茶山台3丁でトラックのタイヤが穴にはまる 深さ80cmも

堺市内で昨年度1年間と今年5月までの期間に道路の陥没が27件起きていることが分かった。うち、南区では3件あった。

昨年7月に茶山台3丁で起きた陥没は縦80センチ、横50センチ、深さ80センチで、通行したトラックのタイヤが穴にはまった。下水取付管(下水道本管と接続する本管より細い管=市管理域)の上部破損により周囲の土砂を引き込み、陥没が発生したと見られる(写真)。トラックと運転手は無事で、取付管も補修された。

同年6月には原山台2丁で縦50センチ、横50センチ、深さ40センチの陥没が発生したが、原因は特定されていない。土木監理課では土を入れ、締め固めた上で舗装し直した。

竹城台では140cm

さらに、同年7月には竹城台4丁でも縦110センチ、横80センチ、深さ140センチの陥没(沈下)が発生、原因は特定されていない。このケースは舗装に穴が開いたのではなく、警察により沈下の通報があり、アスファルトをめくったところ、大きさや深さが判明したという。

市内で起きた陥没の原因については、3割余りが下水道本管や取付管の破損によるものだったが、原因特定に至らなかったものが6割以上にのぼっている。

各区の同期間内の発生件数は次のとおり。▷堺区8件▷西区4件▷東区2件▷北区5件▷中区4件▷美原区1件。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2025年6月25日)時点のものです。

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