1977年の泉北高速鉄道光明池駅開業以前に12万人程度だった和泉市の人口は、92年のトリヴェール和泉の街びらきを経て増加が続き、2013年には18万7千人台にのぼった。インフラ整備(社会動態)によって人口増が続いていたが、13年ごろをピークに人口は減少に転じ、昨年度末の人口は18万3214人となった。近年は死亡数が出生数を上回り(自然動態)22年度からその傾向が加速した(表参照)。
20年前の04年は出生数が死亡数を1・5倍上回り、転入者も多かった。市は今年度版の人口ビジョンで、今後10年程度は17万人を維持しつつ、20年後には16万人程度にまで減少する見通しを立てている。
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