和泉市が昨年度実施した空き家実態調査で、市内全域に1566物件の空き家があることが分かった。
うちニュータウンとその周辺の空き家の数は表の通り。池田下町では75物件、室堂町で47、伏屋町は32物件と増加する一方、ニュータウン地域では改築や修繕により、住み続けられる物件もあることから、空き家の数は抑えられている。また、開発が比較的遅かったみずき台に空き家はなかった。
市住宅政策担当によると、実態調査は5年に一度の実施で、前回調査より空き家の物件数は増えたという。もっとも和泉市だけでなく、全国的に空き家は増加傾向で、防災や防犯、景観や衛生面からも減らしていくことが自治体の課題となっている。
和泉市の調査は、水道の閉栓情報をもとに空き家候補を抽出、調査員が現地で外観を目視し、老朽化の度合いや、樹木の繁茂状況、倒壊の危険などを判定表に基づき点数化する方法を採用。老朽化の度合いが同程度でも、通学路に面している場合などは、危険度判定のポイントが高くなるケースがあるという。
市は所有者を特定し指導も
市は今後、所有者を特定する作業に入り、特に管理不全の度合いが高い特定空家は、所有者に指導を行うとみられる。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2026年6月11日)時点のものです。

