[堺市南区]西原公園でクビアカ対策の薬剤注入、19本中9本で効果 費用は1本あたり1.3万円

投稿者 記者・ 原

樹幹注入実施樹木の選定及び経過観察表

クビアカツヤカミキリによる被害を受けた桜の蘇生に有効とされる樹幹注入は、南区では昨年、19本の被害木に試験的に実施された。

その後、樹勢は回復したのか。泉ヶ丘公園事務所がまとめた観察記録を入手した(表=一部抜粋参照)。

同公園事務所は西原公園内大方池周辺の桜24本中、樹幹注入が適当と判断した19本に対し、7月半ばに薬剤「ウッドスター」を注入。

約4か月後に経過観察を行ったところ、9本は新たなフラス(クビアカの糞と食べかすの混合物)の発生が抑えられていた。一方、別の9本は、薬剤注入後も新たなフラスが確認された。残る1本については、新たなフラスかどうか特定できなかった。

樹幹注入は委託業者が行い、費用は19本で24万5579円だった。

また、原池公園事務所(中区、東区、美原区を管轄)でも中区の鶯谷公園、鈴の宮公園で、東区では南八下公園で樹幹注入を実施。

さらに、公園監理課によると、大仙公園では昨年、排糞孔に直接薬剤を注入する簡易な樹幹注入を40本に実施している。

一方、街路樹の樹幹注入では、西部地域整備事務所(堺区、西区を管轄)が昨年度180万円あまりをかけ、御陵通りの大仙古墳前、旧26号線浜寺公園付近、泉北2号線の泉北下水処理場付近などで実施した。

ただ、幼虫の活動期が終わった後の11月に実施したため、4月時点で効果は不明、と回答した。

南部地域整備事務所(中区、南区を管轄)は、24年度に16本の被害木に直営で樹幹注入を実施したが、あまり効果がなかったとして、昨年度の実施を見送った。

今回、公園と街路の桜を管轄する堺市内のすべての事務所に樹幹注入の実績と経過について尋ねたが、観察記録を作成していたのは、泉ヶ丘公園事務所のみだった。効果を検証できるよう、各事務所は実施方法や観察記録を作成、共有すべきではないか。

Information

以下の情報は2023/06/09時点のものです

西原公園(にしはらこうえん)

電話番号
072-291-1800
(建設局 公園緑地部 泉ヶ丘公園事務所)
住所
堺市南区桃山台1丁4

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駐車場
なし
    記事中に掲載されている情報は掲載日(2026年5月20日)時点のものです。

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