成虫を駆除して写真投稿
堺市は特定外来生物クビアカツヤカミキリの羽化期に駆除等で活躍するクビアカハンターを募集している。併せて、市内に桜などバラ科樹木の所有者にクビアカ防除講習会(参加者に防除薬剤、防虫ネットを配布)実施する。名づけてクビアカ防除大作戦。
プロサッカーチーム・セレッソ大阪と連携し、啓発と駆除活動を行うもので、ハンター応募はウェブサイト「堺いきもの情報館」の問い合わせフォームhttps://www.sakai-ikimono.jp/events/detail/210から。
ハンターがそれぞれの地域で成虫を発見、駆除し、写真を投稿するネットイベント。集合場所や特定の実施日はない。参加特典は次のとおり。
抽選で観戦チケット
▽先着300名にセレッソ大阪のステッカープレゼント
▽実際にクビアカを発見・駆除した報告者の中から抽選でペア観戦チケットが30組に当たる(6~8月の期間中)。
このほか、7月12日には大阪公立大学中百舌鳥キャンパスでセレッソの元選手、勝矢寿延さん、酒本憲幸さんが参加し駆除の実地イベントを開催、参加者を募集する(募集人数など詳細未定=6月の市広報参照)。
また、毎年恒例のヨドコウ桜スタジアムへの堺市民招待デーにはクビアカ防除の啓発ブースを出展する。
市が管理する桜はおよそ1万9300本あるが、4月時点で防除が完了していない桜は約8千本。市環境共生課は「桜」を冠したサッカーチームとともに1匹でも多くの駆除を、と呼びかけている。