原山公園再整備から5年半がたった今年2月、園内のすこやか広場でヤマザクラの幼木が植え替えられた。
再整備の際、土壌改良が適切に実施されなかったため、公園内では樹木の生育が悪く、土壌改良剤を施し、水はけをよくする工事も同時に実施された。
植え替え箇所は、民間の原山公園PFI株式会社が指定管理者となって運営する管理区域内だが、工事費用43万9千円(多少増減の可能性あり)は堺市が負担。また、24年度の同工事でも市は32万2千円を負担した。
原山公園運営事業要求水準書によると、園路や緑道、各広場における樹木の維持管理業務(植栽含む)は、指定管理者(=樹木維持管理に関しては住友林業緑化株式会社)が実施することになっている。
なぜ、市が勘定を持つことになったのか。泉ヶ丘公園事務所の濱本浩伸所長に聞いた。濱本所長は「指定管理者との協議の中で決まった」とし、さらに、「市と事業者との契約時にはなかった苗木の植え替えだから」と明かした。
苗木は10本で、泉北のみどりを守る会の寄付により、同公園内に植樹されたもの。契約時、園内になかったのは確かだが、そもそも、園内では樹木の生育状態が悪く、枯死に至る桜が多かった経緯がある。
粘土質土壌と知りながら改良を指示せず
今回の件がきっかけで、市は原山公園一帯の土壌が粘土質で樹木の生育に適さないことを把握しながら、建設工事を担ったPFI株式会社に、土壌改良の実施を指示していなかったことが分かった。
植え替えのために掘った穴は、直径2メートルほどだが、拳より大きながれきがゴロゴロと掘りだされていた。






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