西山台の府営住宅「狭山住宅」の一部を建て替える計画が進行中だ。同住宅は1969〜70年に1440戸(40棟)が建設されたが、老朽化し、そのうち760戸(22棟)が立て替えの対象。
新たな住宅は鉄筋コンクリート造り7〜8階建てで、412戸(9棟)に集約される。住戸タイプは1DK(35平方メートル)〜4DK(71平方メートル)と、車いす常用世帯向け1〜3DK。いずれも計画段階での内容のため、今後変更の可能性がある。
府住宅経営管理課ではバリアフリー化やオープンスペースを確保することで、居住水準を向上させるとしている。建て替えで生じる余剰地は、今後、地元の意見を聞きながら、まちづくりに生かしていく、とした。
撤去工事や調査費用などを含む全体の事業費は108・4億円(計画段階)。工事は27年度に着工予定。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2025年3月26日)時点のものです。