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三原台で工事が進んでいる近畿大学病院と近畿大学医学部。移転し新しく生まれ変わる建物には災害時や緊急時の対策構想も組み込まれている。
現在現地では、杭・掘削工事と基礎・ペデストリアンデッキ躯体工事を実施。ペデストリアンデッキとは、泉ケ丘駅前エリアと敷地周辺をつなげる通路。これを敷地内まで延長し、緑道と接続することで近隣住宅地や学校へのアクセスの向上をめざすもの。敷地内のペデストリアンデッキ・緑道は、散歩や散策などのルートとしても利用できるよう24時間開放される。加えて敷地内の緑化も計画されている。
井戸水を通常利用
また、災害時に備え、非常発電機による連続72時間の電気供給や、井戸水利用による上水及び雑用水の通常利用、医療ガスの7日分のタンク設置、病棟である診療棟に免震システムを採用、トリアージ専用分電盤の設置などの導入を予定。
敷地内の各所には近隣住民や患者、学生たちが利用できる憩いのスペースも計画している。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2023年3月10日)時点のものです。