堺市議会は12月19日、近畿大学病院建設現場から出たごみの処分費として、およそ3億5千万円を同大学に支払う補正予算案を含む議案を全会一致で可決した。
本紙が入手したごみ処分費用の算定根拠にかかる文書および、市が現場を確認した際に作成された文書等により、市はごみの量を正確に把握するため、工事を担当する大林組との間で、協議を重ねてきたことが明らかになっている。
協議では掘削中にごみを仕分けせず、別の場所に搬出したうえで、できるだけ入念に分別することや、埋め戻しに利用できない土砂について、市側が処分費を負担しないことなどが取り決められた。
ごみは、がれき類、塵芥まじり土砂、塵芥まじり汚泥、分別が不可能な堆積塵芥など多種におよび、分別に時間を要したと考えられる。その後、ごみの種類別に量を算出、それぞれの搬出先を決定し、分別収集費、処分費、運搬費、現場管理費などを積算。昨年11月、大学側はようやく市へ請求を行った。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2026年1月16日)時点のものです。

