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堺市では、泉北ニュータウンの新しい街づくりに高校生の声を生かそうと11月7日から泉北高校(若松台)と連携しICT(情報伝達技術)を活用した「市民共創実証プロジェクト」をスタートしている。
新たなスマートシティ推進事業の「市民と共に創る」ことを基盤に、市民の声(Vo C)を専門家が収集・分析して新しい街づくりの反映に高校生たちの発想を活用。来年2月に発表会が実施される。
今年6月、同市で公民がパートナーとなり取り組みを推進する共同体「SENBOKU スマートシティコンソーシアム」が設立された。同プロジェクトはその一環として実施されるもの。これまで「さかいSDGsプラットフォーム」で課題活動に積極的に参加していた同校軽音楽部45人の生徒たちと連携を深めていく。
11月〜12月に泉北ニュータウン地域の抱える課題解決を同校生徒たちがオンライン上で議論。来年1月から2月にVo C専門家たちが議論データを分析。新しいアイデアやサービス改善の議論に客観的なアドバイスをして支援。2月4日にアイデア発表会が行われる予定だ。発表会はwe b配信も実施される。
発表会後には、スマートシティサービスの企画に活用される。「若い人ならではのキラリと光るアイデアを期待しています」と、担当者。