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大阪府は府内689地点の基準地で調査した、7月1日現在の基準地価を公表した。泉北ニュータウンの住宅地は昨年から0・3%下落し、やや上昇した金剛東との差が広がった。
泉北ニュータウン内の住基準地は6か所で平均額は1坪あたり31万6千円。昨年より0・3%減少した。
狭山ニュータウンに比べると1万5千円高く、金剛東より1万4千円低かった。狭山ニュータウンは昨年より1・3%、金剛東も0・9%上昇している。
基準地別にみると、庭代台が0・7%、晴美台が0・4%下落し、ほかは昨年と変わらなかった。晴美台は6年連続で下落している。
堺市内全体の住宅地の基準地点は54か所で、地価の平均は昨年に比べて1・4%上昇した。
のぞみ野は1.3%上がる
和泉市のトリヴェール周辺では、のぞみ野が昨年より1・3%上昇して31万8千円。光明台は昨年と変わらず24万1千円だった。
和泉市内の基準地点は14か所で、地価の平均は昨年より0・3%下落した。
また、府全体の住宅地の地価の平均は、昨年より0・4%上昇。3年ぶりにプラスとなった。
国土利用計画法に基づいて都道府県が毎年7月1日時点で調査する土地1平方メートル当たりの価格。国土交通省が地価公示法に基づき市街地を中心に調べる「公示地価」(1月1日時点)とは違い、林地なども対象。土地取引価格の指標になる。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2022年10月10日)時点のものです。