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各駅でも前年よりも回復
21年度の泉北高速線1日平均乗降客数は、泉ケ丘で3万2千人台(3・3%)、和泉中央で2万5千人台(7・3%)と20年度より増加した。20年度は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い外出自粛や自宅でのテレワーク、オンライン授業の実施などで乗降客数が全6駅で4万2560人(前年度比22・6%)も減少していた。しかし21年度は、全体で3785人(前年度比2・6%)微増となった。
中百舌鳥での泉北高速線〜高野線の連結客もコロナ前の19年度より20年度は1万8492人(23・6%)減少していたが、21年度は1833人(3・1%)微増した。
全駅で7年前に比べ25%減
平均乗客数については、14〜19年の5年間で深井と和泉中央を除けば毎年減少傾向にあり、全6駅で1万1075人減少していた。そのような中、コロナ禍という特殊事情によりさらに乗降客数が減少。14年では全6駅で1日平均約20万人の利用客がいたが21年度は25%(4万9850人)減り、1日平均約15万人に落ち込んだ。14年度の7年前と比べると4分の1の人が利用していない状況。
泉北ライナーは、20年度の利用客が前年度より10万7千人減少していたが、21
年度は1万7千人に回復し、28万8千人となった。