[富田林市]金剛地区の空きスペースに「買物場所」を設ける スマートシティで 富田林市が実験

投稿者 記者・ 大西

※写真はイメージです

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富田林市では、昨年12月から今年3月末(一部5月末)にかけ金剛地区において「スマートシティ実現に向けた実証実験」を行った。

府・市町村がめざす、スマートシティとは企業と連携しICT技術を活用して都市課題の解決や都市機能の効率化を推進する取り組み。

今回の実証実験では「高齢者にやさしいまちづくり、住民生活の質の向上」を目指し地域の空きスペースに身近な「買物場所」を創設。

具体的には毎週火曜日に金剛団地第2集会場前広場でキッチンカーの出店、水・木曜日に金剛連絡所横∞コンルーム前で地元産野菜の無人販売所を設置。効果目的は買い物利便性の向上、外出機会・運動機会の増加、社会交流の場創出など。加えてスマホによるキャッシュレス決済や出店状況等の情報発信などICT機器の活用機会を高める働きかけを実施した。

検証結果によると無人野菜販売において1日に訪れる利用客は20〜30人。売上は月5万円程度。キャッシュレス決済利用者はうち1割程度にとどまったが利用者数、売上ともに安定していたことから周知等効果があったと判断。一方、キッチンカーは設置場所による地域需要との相性や天候、諸事情による出店キャンセル等で安定に結びつかず課題を残す結果となった。

次回の実証時期は未定だが、実証期間の延長を視野に市は、「今後は実施場所の水平展開や高齢者向けスマホ活用講座の開催などを検討していく」と言う。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2022年9月12日)時点のものです。

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