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大阪国税局が7月1日に公表した2022年の路線価によると、泉北ニュータウンでは、泉ケ丘駅前周辺や光明池駅前で前年に比べて上昇が見られた。栂・美木多駅前は前年と変わらず、和泉市の和泉中央駅前も前年から変動はなかった。
泉ケ丘駅の泉ヶ丘センタービル前とパンジョ前は1平方メートルあたり18万5千円で、前年比で2・8%上昇した。北側商店街前も3・2%上昇して16万円となった。光明池駅のサンピア前も3・6%上昇し、14万5千円となった。
泉ヶ丘地区 近隣センターも上向く
泉北ニュータウン内の近隣センター前15か所のうち、三原台や高倉台、茶山台など泉ヶ丘地区で上昇。下落したのは栂地区の庭代台、御池台だった。
和泉市では、和泉中央駅前のエコールいずみ前が15万5千円で変動はなく、光明台センター前も6万2千円で、変わらなかった。
その他の主要駅では、堺東駅前が堺市内で最高の63万円となり、3・3%上昇、中百舌鳥駅前は1・9%上昇して53万円となった。和泉市内の最高路線価はJR和泉府中駅東側の16万円だった。
駅前は上昇傾向
5年前と比べると、駅前はいずれも上昇する一方で、近隣センター周辺は多少の変動はあるものの、ほぼ同水準だった。
[路線価]道路に面した1平方メートル当たりの土地の評価額。相続税や贈与税の算定基準になる。1月1日時点で1年間の地価の動きを踏まえ、公示地価の8割程度を目安に国税庁が算出。国税庁のホームページや税務署で閲覧できる