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美木多小は10年間増加、三原台小は6年間で378人減
堺市教育委員会は今年5月1日現在の市立小・中学校の児童・生徒在籍数を公表した。泉北ニュータウン内18校の小学生は昨年に比べ、4・0%減の6207人、中学生は4・1%減の3446人だった。
小学校のうち全学年で11学級(支援学級のぞく)以下の小規模校は、昨年より1校増えて6校となった。
泉北の小学校18校の中で最も児童が多いのは美木多小の775人で昨年より14人増加した。同小は10年連続の増加となった。
最も少ないのは竹城台東小の139人で11人減少。
児童数が増加したのは、美木多小と福泉中央小の2校のみで、他の16校はいずれも減少。毎年、大きく児童数が減少している三原台小は今年も76人減少し6年連続の減。この間で児童数は378人減少した。
原山台中 40人減の216 人
中学校では、三原台中が607人と最も多く、前年より9人の増。最も少ないのが原山台中で、40人減の216人だった。
生徒が増加した中学校は三原台中、美木多中、若松台中の3校。他の6校ではすべて生徒数が減少しており、最も減少したのは庭代台中の42人だった。
市全体でみると、小学校92校で児童数は2・2%減の4万926人。中学校43校で生徒数は1・9%減の2万583人だった。
堺市は全学年で、支援学級をのぞき11学級以下となった小学校を対象に再編を検討している。今年は泉北高倉小で1年生が少なく1学級となってしまったため、新たに小規模校となり、小規模校は桃山台小、竹城台小、竹城台東小、若松台小、茶山台小と合わせて6校となった。しかし、再編計画のある小学校は現在、泉北にはない。