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建て替え後の跡地活用も
公的賃貸住宅が約半数を占め、ほかの地域と比べて比率が高い泉北ニュータウン。府営住宅・府公社・URの建て替えや改修・解体工事が進んでいる。
泉北ニュータウン再生府市等連絡協議会(事務局は堺市)では2012年3月に「泉北ニュータウン公的賃貸住宅再生計画」を策定。改訂を重ねながら建て替えや集約、耐震化事業に取り組んでいる。
泉北内の府営は1万4476戸(21年3月)、府公社5323戸(22年11月末)、UR7889戸(22年11月末)。
公的賃貸住宅は、全域的に将来、人口・世帯数の減少が予測されることや老朽化などを踏まえ、住宅ストックと管理戸数の見直しが迫られている。なお、泉北ニュータウンの削減戸数は公表していない。
同協議会では、住棟壁面サインや階段などの外観デザインの向上と外構の工夫を凝らすことや、建て替えで空いた空間活用については、必要に応じて土地利用に関わる規制緩和などを検討している。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2023年2月9日)時点のものです。