[富田林市]金剛中央公園を核に駅前や商店街の賑わいも|金剛地区の再整備

投稿者 記者・ 藤原

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富田林市が、金剛地区の再整備に向けたコンセプトや方向性、機能などを示す「金剛地区施設等再整備基本構想(素案)」を策定した。目標期間は31年度までの10年間ほどとする。

基本構想の検討区域は金剛中央公園・金剛銀座街商店街(商店街、ピュア金剛跡)・南海金剛駅周辺(駅前広場、久野喜台1号公園、ふれあい大通り)・寺池公園。

コンセプトは①若者・子育て世代の定住促進②高齢者等が安心して健康に暮らせるまちづくり③住民主体の多様な取組の創出④マルチパートナーシップによる魅力的な賑わいの創出⑤交流人口・関係人口の増加⑥居心地が良く歩きたくなるまちなかの創出。

金剛中央公園内には青少年スポーツホール・テニスコート・グラウンド・プール(閉鎖中)がある。子育て支援機能、健康増進機能、交流機能、公園機能を導入し、豊かで多機能な公園空間を創出。シンボルとなる魅力的な多機能施設へと優先的に再整備する。

金剛銀座街商店街については、生活利便機能、広場機能を導入。近隣商業地域を生かしたにぎわいと住民の「やりたい」が叶う空間の創出を構想している。施設所有者であるURによる整備が必要。市とURとの包括連携協定に基づき、早期実現に向け協議を進める。

地区公園も整備

南海金剛駅周辺については、生活利便機能や交通拠点機能、歩行者利便増進機能を導入。魅力的で利便性が高く滞留性のある駅周辺空間を創出する。南海電鉄や大阪狭山市と緊密に連携し、駅前空間の再整備に向け協議を進める。

久野喜台1号公園は、駅前の再整備と連動した一体的な整備を行う。金剛駅東口から金剛中学校前交差点(金剛中央公園前)までの約520mのふれあい大通りについては、活性化に関するさまざまな可能性を検討する。

寺池公園は、眺望を生かした住民主体の公園空間を創出する。公園内の寺ケ池は半田財産区(大阪狭山市)の所有で、寺ケ池水利組合(同)が運営・管理している。関係者との協議を重ね、再整備を促進する。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2022年2月8日)時点のものです。

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