[河内長野市]河内長野の「惣代の棚田」棚田遺産に認定・農水省が3月に

投稿者 記者・ 大西

この記事は公開日から1年以上経過してるため情報が古い可能性があります。

今年3月、河内長野市清水地区にある「惣代の棚田」が「つなぐ棚田遺産」に認定された。「つなぐ棚田遺産」とは、農林水産省が棚田地域の活性化や棚田の多面的な機能に対する理解と協力を得ることを目的として、棚田地域の振興に取り組む優良な棚田に認定する制度。

今回、農家・NPO法人里山ひだまりファーム・地域住民らで構成される惣代地区農空間づくり協議会による里山や農地の維持・保全、農業環境改善の活躍が高く評価された。なかでもNPO法人里山ひだまりファームは、農地保全活動はもとより二毛作を取り入れ、初夏から秋にかけて、近隣小学校向けに田植え・稲刈り体験を実施。秋から初夏にかけては一般市民向けに南海電鉄と連携し体験農園の耕作パートナーとして小麦栽培(種まきから収穫まで一連の作業)の体験や収穫した小麦を使ったパン作り体験などを行い、年間を通して地域振興・地域活性化に取り組んでいる。

「山間の地で少しでも農地を増やすため、地形に合わせて工夫されてきた棚田が評価された。これをきっかけに農空間の維持、PRをして次世代に向け営農の活性化につなげていきたい」と同市農林課。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2022年5月23日)時点のものです。

泉北・金剛さやまコミュニティでは、新しいお店の情報や季節の移り変わりなど、いろいろな情報を募集しています。
投稿・情報提供いただき、採用された方から抽選でプレゼントを進呈しています。お気軽に投稿してください。

広告
最新情報をチェックしよう!