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狭山2丁目は最高 坪55・1万に
国土交通省が3月22日に公表した23年の公示地価によると狭山タウン・金剛団地・金剛東地区はほぼ上昇傾向にあり標準地6地点の
平均は35・3万円で1・2%(4千円)のアップだった。
下落続いた狭山タウンは回復
近畿大学医学部移転計画が影響し下落が続いていた狭山タウンの大野台1丁目29・8万円と2・1%上昇し新型コロナウイルス感
染症拡大前の水準に回復した。一方、10年連続順調に上昇しているのが、大阪狭山市では狭山2丁目(55・1万円)や金剛1丁目(
47・5万円)、富田林市の金剛団地では久野喜台2丁目(46・5万円)だ。いずれも駅周辺で利便性が高いことがうかがえる。
金剛駅前4年ぶり上昇
商業地においては、ららぽーと堺の出店が後押しし、堺市の美原区平尾が41・3万円と13・7%上昇し府内で1番の上昇率となった。
駅前の商業地では中百舌鳥駅前が245・9万円と7・4%の上昇率でこちらも府内で7番目と高い水準。駅舎の美装や駅コンコースのリニューアルが期待される。25年9月に商業・オフィス複合ビルが完成する泉ケ丘駅前は53・1万円と3・7%のアップ。金剛駅前は、3年連続横ばいだったが今年は、69・3万円で1・9%上がり、泉ケ丘駅前と比べ16・2万円上回った。
判定したもの。府内では1715地点が対象。土地取引や公共事業の補償算定などの基準になる。