この記事は公開日から1年以上経過してるため情報が古い可能性があります。
2022年のふるさと納税は、富田林市で約5100万円、大阪狭山市で約1900万円だった。
富田林市では前年より563件少なく2410件。金額は5131万8126円で約700万(約12%)減少した。10万円以上の納税は52件あり最高額は400万円。謝礼品は缶詰などの加工品や、ゴルフのセルフプレー券、ダフり矯正マットなどが多いという。謝礼品を贈る寄付金額は、4千円以上の市外在住者。
大阪狭山市は9件に1件が10万円以上
大阪狭山市は寄付件数412件で前年より56件減った。金額は1924万3000円で約2%の増加。10万円以上の納税は44件あり、約9件に1件は10万円以上の納税だった。最高額は500万円。謝礼は5千円以上納税の市外在住者が対象。謝礼品は地元大野ぶどうが根強い人気だ。新アイテムに昨年末から大阪狭山市×ローレフォト「天空のツリーハウス」(A5サイズ)を提供。
一方でふるさと納税により控除された市民税額は1年間で富田林市では約2億8千万円。大阪狭山市で約1億9千万円。減収した額は地方交付税に考慮されるが全額補われるわけではない。大阪狭山市は謝礼品の拡充を図り、富田林市はポータルサイトや事業主を増やすなど控除額を賄う寄付金額増額に取り組んでいるという。