昨年、大阪狭山市がフジ住宅(岸和田市)に売却したすりばち池(金剛2丁目)の開発工事の着手が遅れている。
事業計画では池を埋め立て、52戸の分譲戸建住宅を建設するとしているが、12月10日時点で開発許可が出ていないためだ。
着工には隣接する公共施設の管理者である富田林市の同意も必要となるため、大阪狭山市と富田林市との間で協議が続いている。
開発現場に掲示された標識では工事着工は10月1日頃となっていることからすると、2か月以上の遅れ。
開発区域は第一種低層住居専用地域で、面積は1万3635平方メートル。昨年11月の入札で4〜6億円を提示する業者が多い中、フジ住宅が頭抜けて高額な12億4300万円あまりで落札した。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年12月18日)時点のものです。