記者・ 上木
富田林市では市内における街頭犯罪、侵入盗などの未然防止を図るため、防犯カメラなどを新たに設置する町会などに対し、該当する年度予算の範囲で設置費用の一部を補助している。
６月12日付で「富田林市防犯カメラ設置費補助金交付要綱」を全部改正し、これまで補助対象であった防犯カメラの新規設置・更新設置に加え、防犯カメラの長寿命化のため修繕についても補助を開始。神戸のストーカー事件でも防犯カメラにより早期に犯人を特定したこともあり、その設置効果が周知された。
新設を検討する団体は、「防犯カメラ設置事業協議書」を提出し富田林消防署５階危機管理室で事前協議を行った後、「補助金交付申請」を11月末までに提出。
各交付申請は、新設・更新・修繕のいずれの場合においても、必ず事業を開始する前に行うこと。交付決定前に工事着手すると補助金制度を利用できなくなるので注意が必要。
補助額は新規設置・更新設置の場合、設置に係る経費の３分の２（千円未満切り捨て、１事業につき50万円限度）。修繕の場合、修繕に係る経費の２分の１（千円未満切り捨て修繕台数に関わらず、１台につき５万円限度）。
問い合わせ＝富田林市役所危機管理室０７２１・25・１０００（代表）
記事中に掲載されている情報は掲載日（2025年10月11日）時点のものです。
