大阪狭山市の複合施設 保健センターや休日診療も再配置 サービス向上や効率化

投稿者 記者・ 上木

大阪狭山市役所

今熊地区に公共施設を集約 業者の公募始める

4月1日、大阪狭山市は、「大阪狭山市公共施設再配置方針」や「大阪狭山市公共施設再配置計画第一期(2025~2032年度)計画」に基づく今熊地区周辺エリア複合施設整備事業を進めるため、整備事業の候補者選定に係る一般公募型提案方式による公募を開始した。

この事業の目的は、既存の図書館、公⺠館、⽼⼈福祉センター、⼼⾝障害者福祉センター及び⺟⼦・父⼦福祉センター、障害者地域活動支援センター、保健センターに加え、新たに市⺠活動支援、⼦育て支援、休日診療機能を追加し、複合化による市⺠サービスの向上や施設の効率化を図る。なお、この事業を進めるにあたりこれまでの市民活動は継続できる予定。また、市の考え方としては、若い世代から高齢者世代の「憩い・にぎわい・学び」の居場所を提供したくさんの⼈を呼び込むことで、この施設を核としたにぎわいをまちに創出したいというもの。

事業地は今熊1丁目81番ほか敷地約1万9千平方メートル。対象施設は①複合施設6500平方メートル程度(市⺠活動支援・公⺠館・高齢者福祉・障害者支援・図書館・地域⼦育て支援拠点・保健センター・休日診療機能、⺠間提案事業)②駐車場・駐輪場③バスロータリー④屋外広場及び屋上広場⑤その他外構施設⑥⺠間提案事業。

事業方式は、施設の設計、建設、⺠間提案事業の運営までを一括して発注するDB+O方式(Design:設計、Build:建設、Operate:⺠間提案事業)を採用する。

事業内容は設計業務(市⺠に対しワークショップ、シンポジウムなどの企画、提案、実施等協⼒することを含む)、工事監理業務、解体及び建設工事、備品調達、設置業務、施設の仮移転、移転に係る整備業務、⺠間提案事業の維持管理・運営などだ。提案上限額は52億円(税込み)。

当事業への参加資格要件は各業務を実施できる単独事業者又は複数の事業者で構成されるグループだ。

募集スケジュールは参加資格一次審査を6月中に、二次審査優先交渉権者決定を10月中に、契約締結は12月中に行う。事業スケジュールは設計・解体・建設を25年12月~31年3月末、31年4月の利用開始をめざす。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2025年5月31日)時点のものです。

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