[大阪狭山市]今年の公示地価、金剛駅前坪73・9万

投稿者 記者・ 上木

そよら金剛近くの久野喜台も好調

国土交通省が3月18日に公表した25年の公示地価によると、大阪府の住宅地の平均変動率が2・3%(前年は1・6%)で4年連続の上昇となった。狭山タウン・金剛団地・金剛東地区の標準地6地点では平均変動率1・9%(前年は1・7%)となりこちらも4年連続の上昇となった。

大野台は坪31万円

近畿大学医学部移転後に医療法人せいわ会の跡地活用が決定している狭山タウンでは、大野台1丁目が1・7%アップの31万円。年6千円ペースで3年連続上昇している。金剛東地区では、向陽台2丁目が2・9%アップで35・6万円だった。

駅周辺で見ると、久野喜台2丁目は2・1%(1万円)、金剛1丁目は1・4%(6千円)それぞれ上昇。昨年6月のそよら金剛出店が後押ししたこともあり順調に上昇していることがうかがえる。狭山2丁目は1・8%(1万円)増の57・1万円だった。

堺東と中百舌鳥駅前は11・8%増

駅前商業地の平均変動率では堺東駅前、中百舌鳥駅前でそれぞれ11・8%、坪当たり32万円〜33万円と昨年度に引き続き大幅な上昇を示している。

堺東駅周辺では「堺東エリア市街地整備計画」、中百舌鳥駅周辺では「中百舌鳥駅前北側広場再整備基本計画」に基づく開発を堺市がそれぞれ始動していることもあり、変動率の上昇幅が顕著であることが見られる。なお、金剛駅前は3・7%アップの73・9万円だった。

住宅地公示地価2025

公示地価

地価公示法に基づき国土交通省が標準的な地点(標準地)を選定し、毎年1月1日時点の価格を判定したもの。土地取引や公共事業の補償算定などの基準になる。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2025年4月23日)時点のものです。

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