[大阪狭山市]災害時には電気供給も 循環バスの内覧会

投稿者 記者・ 大西

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1月31日大阪狭山市で市循環バスのリニューアルを記念して電気バスのお披露目・内覧会が執り行われた。大阪府下のコミュニティバスで電気バスの導入は初めてとなる。

小型EVノンステップバス(電気バス)は電源を入れても振動や騒音が非常に少なく、CO2など排気ガスを一切出さない。3〜4時間で充電は完了し航続距離は約150〜200キロ(走行環境による)という。バッテリー容量は105・6kWh。一般家庭での使用量の約9日分に相当するため災害などの緊急時にはバスからの電気供給が可能となる。

現在は走行距離の短いニュータウン回りのみを運行しているが状況をみて他ルートへの走行を検討しているという。今回のリニューアルで西回り、北回りのルート変更に伴い南海高野線の急行が止まる北野田駅前や黒山警察署に近い美原区役所前への接続が可能となり、追加料金なしの乗り継ぎ制度の導入(偶数回のみ無料)や2月中は運賃無料化を実施している。また1日乗り放題さやりん1day パスは3月1日から利用が開始される。

市によると府の「都市緑化を活用した猛暑対策事業」の補助金で20
年からバス停留所の上屋に微細ミストの設置を実施。2月下旬に供用が始まるコミュニティーセンター前停留所にも微細ミスト付き上屋が設置され装いを新たにする。

市は市循環バスとウォーキングを上手に組み合わせたウォーカブル都市を目指しているという。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2023年2月28日)時点のものです。

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