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12月1日に南海電鉄の大阪狭山市駅南側、踏切道内にエスコートゾーン(表面に凸凹のある誘導表示等)が設置された。市によるとエスコートゾーンが踏切道内に設置されるのは南海高野線では初という。
今年4月に奈良県大和郡山市内で視覚障害者が踏切道で列車に接触し死亡する事故が発生した。これを受け、国はガイドラインを改正。市は踏切手前部での視覚障害者誘導用ブロックや踏切内での表面に凸凹のある誘導表示等の検討を開始。
南海電鉄と協議を行い、視覚障害者が踏切道の外にいると誤認することを回避するため、車道と歩道が分離されている踏切道(大阪狭山市駅、金剛駅)にエスコートゾーンを設置することに。市は、市民の要望もあったことから無人駅の大阪狭山市駅から施工を実施。金剛駅南側の踏切道は早ければ来年の設置を検討しているという。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2022年12月2日)時点のものです。