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大阪狭山市は、10月から歯科情報による認知症高齢者見守り支援を開始した。
同支援システムは狭山美原歯科医師会や近畿大学病院歯科口腔外科と連携しAIを活用した全国初の試み。
従前より利用されている高齢者SOSネットワーク事業に加え「身元不明者の個人特定」に効果的な取り組みとなる。
事前に登録(歯科情報の利用は本人または家族の同意が必要)しておくことで行方不明になり保護された際、迅速に身元を特定することができる。対象者は高齢者SOSネットワーク事前登録者で行方不明または行方不明になるおそれがある在宅のおおむね65歳以上の者。
事前登録者または家族の同意の上、かかりつけ歯科や狭山美原歯科医師会より近大病院歯科口腔外科に情報を提供。同院が情報の保存、照合を行うという。
同システムの利用に関する費用は無料。
問い合わせ=大阪狭山市健康福祉部高齢介護グループ 072-349-9416
記事中に掲載されている情報は掲載日(2022年11月3日)時点のものです。