記者・ 山本裕
この記事は公開日から１年以上経過してるため情報が古い可能性があります。
富田林市、河内長野市、大阪狭山市では20年度、高齢者虐待で被害者の80％超が女性だった。身体的虐待が大半をしめる。
富田林市
通報・相談件数は前年より６件（13％）減って38件。そのうち12件が虐待と判断された。前年より８件（40％）少ない。加害者から被害者を引き離す分離を行ったのは７件。
被害者は女性が10人（83％）で男性が２人。加害者は夫が５件、息子が４件、娘が２件、妻が１件。
虐待内容は重複しており、身体的虐待が９件（53％）、心理的虐待が７件（41％）、世話の放棄が１件ある。
河内長野市
通報・相談件数は８件（20％）減って33件。そのうち10件が虐待と判断された。４件（67％）増加した。分離を行ったのは２件。
被害者は女性が９人（90％）で男性が１人。加害者は息子が６件、娘が２件、夫が１件、その他１件。
虐待の内容は重複し、身体的虐待が８件（47％）、心理的虐待が５件（29％）。そのほか経済的虐待が３件、世話の放棄が１件。前年より半減し５件
大阪狭山市
通報・相談件数は７件（54％）減って６件に。そのうち５件が虐待と判断された。前年より５件（ 50 ％）少ない。分離を行ったのは１件。
被害者は女性が４人（80％）で男性が１人。加害者は息子と夫がそれぞれ２件、その他１件。
虐待の内容は重複し、身体的虐待が３件（50％）世話の放棄が２件、心理的虐待が１件。
記事中に掲載されている情報は掲載日（2021年11月29日）時点のものです。
