[泉北]中学給食 桃山台にセンター 堺市、 25年度から開始

投稿者 記者・ 山本裕

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桃山台の栂給食センターの跡地。現在は堺市学校給食協会が入っている。

 中学校での全員喫食制の完全給食実施を目指している堺市は、南区桃山台と中区に2か所の給食センターを設置し、2025年度からPFI方式で全員喫食を開始するとした「市中学校給食改革実施計画案」をとりまとめた。今年度から、各中学校で配膳室などの整備を進める。

計画案によると、給食実施に当たって、1万6千食規模の市立第1学校給食センター(仮称)と8千食規模の市立第2学校給食センター(同)を建設。予定地は、第1センターを中区八田西町の泉北水再生センター内敷地約2万2600平方メートル、第2センターを南区桃山台の栂給食センター跡地約6700平方メートルとしている。

各センターの担当校は、第2センターが南区内の全中学校と、中区、西区、東区の一部。残りが第1センターとなっている。全員給食の開始時期は、第2センターの対象校が25年4月、第1センターの対象校は同年6月からの予定。

市は今後、整備に向けた準備を進め、事業を委託する事業者を選定した後、センターの設計に着手。24年度末までの完成を目指す。同時に給食運営のためのマニュアル作成を進め、23年度にはモデル校で、全員給食を試験的に実施する。

19年に初当選した永藤英機市長は、中学校での全員給食実現を公約にし、就任当初から早期実現に意欲を見せていた。これを受け、市教委は20年1月から調理方式や運営方法などを検討してきた。

このときの検討では、完全給食センター方式にしたとき、建設費約99億4千万円、15年間の運営費242億5千万円が必要になると試算している。

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記事中に掲載されている情報は掲載日(2021年10月1日)時点のものです。

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