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富田林市、河内長野市、大阪狭山市では20年度の児童虐待で、被害者の30%超が小学生だった。各市とも虐待の相談件数が増加している。
富田林市
相談件数は54件(6%)増加し、967件あった。相談経路は福祉事務所(55%)が最も多く、保健センター11%)、学校(9%)など。
加害者は実母が718件(74%)、実父が205件(21%)。実父以外の父が20件、実母以外の母が3件で、その他21件ある。
被害者の年齢は小学生が315件(33%)で最も多く、次いで0〜3歳未満が258件(27%)、3歳〜学齢前が254件(26%)。そのほか中学生が112件、高校生他が28件。
河内長野市
相談件数は26件(5%)増加して、532件あった。相談経路は福祉事務所(40%)が最も多く、保健センター(13%)、学校(12%)など。
加害者は実母が387件(73%)で実父が122件(23%)。そのほか実父以外の父が14件、実母以外の母が1件とその他8件。
被害者の年齢は小学生が228件(43%)、0〜3歳未満が97件(18%)、3歳〜学齢前が76件(14%)。中学生が74件と高校生他が57件ある。
大阪狭山市
相談件数は11件(8%)増加して152件。相談経路は児童相談所(26%)が最も多い。次いで保健センター(20%)や学校(14%)など。
加害者は実母が94件(62%)、実父が43件(28%)、実父以外の父が13件。実母以外の母とその他が各1件。
被害者の年齢は0〜3歳未満が49件(32%)、小学生が48件(32%)、3歳〜学齢前が35件(23%)。そのほか中学生が14件で高校生他が6件ある。