記者・ 岩谷
富田林高校の探求チーム「おーきに」のメンバーが、高校生模擬起業グランプリ「リアビズ」で一次審査を突破し、商品化が決定した。
メンバーは（写真左から）井上咲良（さら）さん・平井絢葉（あやは）さん・水谷天音（あまね）さん・宮﨑栞（しおり）さん。バトン部でも一緒の仲良し４人組だ。リアビズへの応募にあたり、「食品を扱いたい」「大阪の良さを伝えたい」「ＪＫ（女子高生）にウケよう」と考え、食材選びから話し合いを重ねた。
おーきに、という言葉が感謝だけでなく〝お気に入り〟と似ていると発見した時はみんなで盛り上がり、チーム名も商品名もコレ！と決めた。地域の企業についても調べ、協力を依頼。最初は緊張したが、どの会社も「高校生の話を真剣に聞いてくれた」事は感謝と同時に自信にもなった。
オリジナルブランドさつまいも「夢シルク」を手掛ける「オオサカポテト」と、コンペイトウミュージアムで有名な「大阪糖菓㈱」の協力の下、作り上げたのは「おーきにさつまいもの金平糖」だ。大阪らしい“アメちゃん〟包みの金平糖は「大学芋味」と「焼き芋味」の２種が入って４８０円。リアビズ指定のネット販売ＢＡＳＥでは11月９日まで送料込み７５０円で販売する。さらに、11日＝扇町公園（レインボーフェスタ）、15日＝エコールロゼ、25日＝学校説明会での対面販売も行う。
販売終了後は収支決算し活動を振り返る。目指すは12月のリアビズ全国大会グランプリ。起業の仕事・部活・勉強と、どれも精一杯頑張りますと笑顔。
記事中に掲載されている情報は掲載日（2025年10月12日）時点のものです。
