錦織公園 一の谷の芝生広場
5月上旬、錦織公園「一の谷」芝生広場近くのあずまやでは通称〝なんじゃもんじゃ〟の木が圧倒的な存在感を放っていた。
まるで新緑の季節に雪が積もったかのような壮観な光景。日本晴れの青空に緑の葉と白い花が映え、ひときわ目を引く美しさだった。
この植物は「ヒトツバタゴ」といい、モクセイ科の落葉高木で樹高は10~20メートル近いものもあるという。日本では愛知県、岐阜県、対馬にだけ自生する珍木のひとつ。5月頃、新枝の先に円錐す(い)花序に白い花を多数つける。カメラでズームすると、プロペラ型(4深裂)の花びらが密集しているのが見てとれた。
一般的にゴールデンウィーク開始前~5月中旬までが見頃。
同日、「河内の里」では、水路沿い花壇のシランや水車付近のシャガ、里の家の前のボタンなどが彩り鮮やかに咲き誇り、目を楽しませてくれた。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2025年6月1日)時点のものです。