9月4日、警察庁は自転車の一定の交通違反に交通反則通告制度を導入するなど「道路交通法の一部を改正する法律」を2026年4月1日に施行することを公表した。
自動車の交通違反で検挙後の手続と同様に「青切符」制度を自転車にも導入する。自転車の基本的な交通ルールと警察の交通違反指導取締りに関する自転車ルールブックも公表。例えば、16歳以上の者が自転車でスマートフォンを使用しながら運転し、人をケガさせるなど悪質・危険な違反行為があった場合、青切符が交付され即反則金1万2千円を納付することとなる。
今後は警察のみならず会社、学校なども通勤・通学での利用者への指導・徹底が必要だ。
(記者・上木)
近年、冷凍庫を設置する小学校が出てきた。熱中症対策で着けるネッククーラーなどを冷やすためだ。下校時にも冷たい状態で使える。
先駆けとなったのは兵庫県たつの市の小学校。23年、当時小学5年生の少年が市長宛に下校時の暑さ対策を望む手紙を匿名で送った。ランドセルの重さ約5キロ、通学距離約2・4キロ。フラフラします。頭がボーッとします。切実な声に市教育委員会が動く。
相談を受けた地元企業セイバンが保冷剤を入れられるランドセル用の背当てパッドを開発、市内全小学生に配布。それら冷却グッズを保管する冷凍庫設置に至った。不満があれば行動して変える姿勢を少年に学んだ。
(記者・吉田)

