救急で一番多い事案は高齢者の転倒による大腿骨頸部(だいたいこつけいぶ)骨折、大腿骨転子部(だいたいこつてんしぶ)骨折。難しい言葉だが、いわゆる太ももの付け根の骨折だ。とにかく多い。
高齢者が転ぶとここが折れやすいとわかっていたので、母にも「こけるのだけは気をつけて」といつも話していたのに、施設内でよろけて転んで尻もちをつき、右大腿骨転子部骨折と診断。「ああ、ついに…」。
母が転んでから病院までずっと付き添ってくれた施設長さんが落ち込む母に言ってくれた。「これは誰もが通る道だから大丈夫。みんな同じ。早く帰ってきてね」優しい言葉に私まで救われた。手術まで5日間も寝たきりで待つ母。心配は尽きない。
(記者・松林)
私たちの生活を支え豊かにしてくれている「物」。製造業が盛んな大阪府では事業所数が減少し、全国規模においても同様の推移を示す。要因の多くは、コスト削減を目的とした海外拠点へのシフトだ。堺市の伝統工芸継承も先細りが懸念される。
厳しい状況の中、奮闘している国内の工場では、周辺住民との交流、自社の認知度向上や人材確保などの対策として「オープンファクトリー(一般向けの工場見学)」を全国各地で開催している。業種は金属・化学製品以外に皮革や紙類など様々。普段公開されていない工場に入り、職人たちの熱意と技術をリアルに体感できる貴重な機会となっている。
(記者・石川)

