大阪万博の公式キャラクター「ミャクミャク」。賛否あるが、個人的には「太陽の塔」に通じるものを感じて当初から好印象だった。
「いのちの輝き」というテーマに生命体のデザインとその愛称がピッタリで、色々な姿に変化するというコンセプトも良い。変幻自在のキャラは汎用性が高く、グッズ展開にも生かされている。人々の記憶にも残る。
ミャクミャクの目は正面に五つと、しっぽに一つ。「共感の目・多様性の目・希望の目」を象徴しているとか。「現在・過去・未来」を象徴する太陽の塔。背面に「黒い太陽」。考案者である絵本作家・山下浩平さんが太陽の塔が大好きだと知り、腑(ふ)に落ちた。
(記者・吉田)
「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」は毎年6月30日に開催される。夏越の大祓とは、須佐之男命がお世話になった蘇民将来(そみんしゅうらい)に伝えた神話が起源で、元日からの半年の罪けがれを御神前で悔い改め、無病息災を願い、茅(ち)の輪くぐりにより自分自身でお祓いし心身ともに清らかにする行事だ。近くでは多治速比売神社(堺市南区宮山台)がある。拝殿前や授与所横には8月31日まで行われる「風鈴祭り」の行事もある。今年前半の罪けがれを祓い、残り半年を無病息災で過ごすために、皆さまも行ってみてはいかが?
(記者・上木)