齢50を過ぎて、恥ずかしながらハマっているのが、「ちいかわ」。朝の番組でアニメも放送しており、今や子どもから大人まで大人気だ。人気すぎて、新商品が出る度に一瞬で売り切れる。グッズ専門販売店もあり、そこに入店することさえ抽選だったりする。
この争奪戦を激化させているのが、コロナ禍に品薄だったマスクを高額で販売していた、悪名高い「転売ヤー」の存在。高値で転売する目的で、大挙して押し寄せ、買い占める。品薄が予想されるものは、日用品・食料品・チケットなど何でも買い占める。現在、品薄の米も農家から直接買い占めているとか。転売ヤー対策を打つ会社もあるが、イタチごっこが続いている。
(記者・山本)
4月13日開幕の大阪・関西万博のコンセプトは「未来社会共創」「世界中の課題やソリューションを共有できるオンラインプラットフォーム立ち上げ」「人類共通の課題解決に向け先端技術など世界の英知を集め、アイデア創造・発信の場に」を掲げ「未来社会の実験場」であると謳(うた)っている。
生産年齢人口減少が進む現在の日本で生産性向上の取り組みとして、日本版「ライドシェア」普及やAI、ロボットなどの新技術創出やサービス拡大のさきがけでもある。
今こそ、この「未来社会の実験場」が様々なイノベーションを生み、新しい経済をつくることを期待したい。
(記者・上木)