【共聴アンテナ】泉北ニュータウンの再生事業

投稿者 皿谷(さらがい)

共聴アンテナ

永藤「維新」市政には、泉北をどんな街にしたいのかビジョンがない。泉北は府営・府公社・URの賃貸団地で建て替えが急ピッチで始まる。小中学校の統廃合も本格化する。すなわち広大な公的空き地が各地で生じる。この空き地の活用策がない。と言うよりも、今だに「ベッドタウン」の発想から抜け切れていない。

2019年に泉北ニュータウン再生府市等連絡協議会(堺市ニューデザイン室が事務局)が再生事業の実施計画を発表しているが、ほとんどが住宅で穴埋め。例えば竹城台3丁府営団地では取り壊した跡地に、戸建て住宅を近く着工する。原山台東小の廃校跡地も、半分は建て売り業者に売却するかも。人口減少で空き家がどんどん増えているのに、堺市はいつまでも建築業者の職業安定所になりさがっている。

再生協議会を早急に開いて、ベッドタウンから学研都市へと街づくりを大転換すべきだ。各種学校や研究施設を誘致すれば、泉北のブランドになる。例えば開校100周年を迎えた近大。今月19日の病院開院式典で世耕理事長に「東大阪の理系を泉北に移したい」と挨拶させればオンの字だ。

このコラムは個人の想いを綴っています。弊社の方針・見解ではありません。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2025年10月7日)時点のものです。

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