近大病院の開院が後2か月足らずとなった。一番気になるのが車での通院。泉ケ丘駅前に移転したのだから、狭山病院の時よりもかなり減るのかな。駅から商店街を抜けて病院の陸橋まで、人通りがどっと増えるのかな。
そばの緑道も「大混雑する」と、堺市の公園部は側道の樹木をバッサリ切って、歩行者と自転車とを分離できる幅に広げ、カゲのないカンカン照りの緑道にした。光明池や栂地区の車で狭山まで通院していた人が電車に乗り換えず、やっぱり車で来たらどうなるか。近大専用の駐車場は、すぐに満車となるかも。あふれた車は隣の団地に流れ込み路上駐車。そとも南海が経営するパンジョや髙島屋などの駐車場に。毎朝午前中は通院の車で埋まってしまうと、買物客が困る。開院まもなくクリスマスや年末年始のセールが控えているので、店は悲鳴をあげる。
「泉北に近大が来るんや」と、期待を膨らませていた住民のイメージも一転してダメージと失望に陥る。こんな悪夢が現実になると、緑道ばかり気にしていた堺市はどう対応するのかな。実証実験に熱中している永藤市長の妙案が、二番目に気になる。
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記事中に掲載されている情報は掲載日(2025年9月16日)時点のものです。

