3月27日号に、医療センターが相次ぎ廃院。近隣センターと同様に衰退が進んでいる記事が載っていた。府企業局が一つの住区で大抵の生活施設が揃うよう設計した。55年たった泉北は、少子高齢化の波で、街並みが大きく狂ってきた。今こそスラム化する泉北を、再生する政策が求められている。バス路線の修正だ。駅前の一極集中ではなく、各住区を結ぶ路線が必要だ。
若松台や原山台では医院の後継者がいなく、閉院した跡地に住宅が雑居。あっちこっち住宅ばかりで、老人には買物や医療難民だ。泉北高速が中もずから泉ケ丘駅に走った時に、駅中心の路線に変わった。それまでは津久野や堺東から宮山台→竹城台→若松台の近隣センターを結んでいた。住民の交流も活発だった。ストアも医院も賑わった。今では竹城台から若松台の耳鼻科に行くのに、いったん泉ケ丘駅で乗り換え。若松台の人が竹城台の眼科に行くのも不便だ。各住区を結ぶオンデマンドバスが必要。栂地区や光明池地区も桃山台〜御池台、赤坂台〜城山台に一本で行けるように。運転手も駅で交代や待機する必要がないので、効率がいいはずだ。(さらがい)
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記事中に掲載されている情報は掲載日(2025年4月8日)時点のものです。