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大阪健康福祉短期大学(高倉台)の介護福祉学科では、ネパールやフィリピンから来た多くの留学生たちが日本の福祉を学んでいる。日本語やIT、福祉などを勉強するためにコロナ禍前に来日し、全国各地に在住していた留学生たちが泉ヶ丘に新キャンパスがオープンすることを知り集まった。入学後、茶山台団地で生活をスタートした学生も在籍し、「地域の人たちと交流がしたい」と願っている。
同学科には現在、ネパール国籍13人、フィリピン国籍16人の学生が学んでいる。ドゥワディ・スロチャナ(21歳)さんとダハル・レヌカ(21歳)さんは共にネパールから来日。2人とも日本語が堪能で、同大で知り合って気が合い仲良しに。
ドゥワディさんは、17歳で来日し福岡県で4年間ITの専門学校に通っていた。将来役に立つ福祉を勉強しようと同大に入学。それに伴い、茶山台団地での暮らしを始めた。
「これまではシェアハウスだったので始めは少し寂しかったけれど、大学の職員さんや先生が丁寧に相談に乗ってくれて心強いです」と話す。学業のほかに今は、地域密着型特別養護老人ホーム「グランドオーク百寿荘」(茶山台)でアルバイトもしている。
一方、2年前に来日し名古屋で日本語の勉強をしていたダハルさん。「卒業したら日本の介護施設に就職して、さらに勉強したい」と話す。同大では、留学生の生活を支える寄付品を募っている。希望の物品は団地に入れられる簡易ベッド、衣装ケース、米・食品・洗剤・トイレットペーパー・掃除機・電動自転車など。
問い合わせはkenkofukushi6625@gmail.com
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