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トイレも改装 下りホームに新階段
南海と泉北高速は、7月27日から中百舌鳥駅のリニューアル工事を開始した。改札口を移設して地下鉄御堂筋線への乗り換え距離を短縮するほか、下りホームに階段を新設して混雑を緩和する。工事は来年12月ごろまで行われる予定。
南海などによると、今回の工事では、現在駅の南改札内コンコース北側にある改札口をエスカレーターに近い東側に移設。これによって、地下鉄との乗り換えが約55メートル、30秒短縮されるという。
また、南改札内に下りホーム階段を新設し、乗客の混雑緩和を図る。
このほか、駅構内のレイアウトを変更し、店舗区画のスペースを拡充。南改札内のトイレも改修する。改装後の店舗区画については、現在、検討を進めている。
地下鉄御堂筋線との乗換えについては、以前から移動距離が長すぎるとして、改善を求める声が上がっている。府の吉村洋文知事や堺市の永藤英機市長は、南海と地下鉄のホームを地下通路などで結ぶ計画を支持し、府や堺市、南海、大阪メトロの間で検討中だ。
しかし、工事中、ホームの広さを確保できないなど課題があり、検討は進んでいない。
<中百舌鳥駅構内図リニューアル後>