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一般車との駐車分離も
開業から25年以上が経った和泉中央駅。住宅開発や商業施設のオープンなどで新設時と周辺状況は大きく変化し、様々な問題も発生。問題解消のために昨年12月から同駅の全面的な改修工事がスタートしている。完成は2022年春頃の予定だ。
同駅の乗降客数(2019年度、1日あたり)は約3万3千人と、開業時から約2倍に増加している。現在の駅前広場は、堺市行側(光明池方面)の「一般車・タクシー乗降場」と、岸和田市行側の「バスターミナル」で運用。
しかし、一般車の進入が禁止されているバスターミナルに一般車が進入し、バスの運行に支障をきたすことや、堺市方面側では車の出入り口が交差し危険、歩行者が車道を通行しているなどの問題点が以前から指摘されてきた。
これらの問題解消のため、堺市方面側に歩道や横断歩道を設置、岸和田市側に一般車専用の乗降場を新設し、停車スペースを増やすことでバスと一般車の分離を行う。また、駅出入り口に大屋根が設置されるなど大がかりな改修で利用者の利便性を高める。
写真(上)工事予定図
写真(下)工事がはじまった和泉中央駅
記事中に掲載されている情報は掲載日(2021年3月26日)時点のものです。