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2015年までホームページ内に掲載していた「泉北ニュータウンの基礎知識」を再掲載しています。2023年1月加筆修正。
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ら
らくだ公園【らくだこうえん】
槇塚台1丁9番、槇塚幼稚園そばにある児童公園。面積0.43ha。
酪農団地【らくのうだんち】
(→堺酪農団地)
り
緑道【りょくどう】
泉北ニュータウンは「歩車分離」(歩行者と車を分離)の原則に基づいて計画的につくられた街であるが、その中心になるのが「緑道」。道とはいっても、正確には「道」ではなく、歩行者用道路と両側の植樹部分をあわせて数メートル~所によっては数十メートルもの幅を持つスペースで、「公園」の扱い(泉ヶ丘公園事務所が管理している)である。
ニュータウンの住区は幹線道路で囲まれているが、内部には緑道が配置され、この緑道によって学校や幼稚園、近隣センター、医療センターが結ばれ、さらに駅前につながる。つまり、住民は日常生活の用を足すために車に乗らなくてもよいようになっている。
緑道は泉ヶ丘地区、栂地区、光明池地区それぞれにあり、合計すると約21キロメートル。木々が茂り、春はユキヤナギやレンギョウが咲き乱れ、秋は紅葉が目を楽しませる。ところどころに休憩用のベンチなども配置され、通学、通勤に、またウォーキングにと住民に親しまれている。この緑道の一部に近年、バイク止めが設置され、一部では車いすが通行できなくなっているのは残念なことである。
95年に、標識が堺市によって設置された(最初に設置されたのは大蓮公園)。分かれ道など、全部で38個所に立てられており、慣れない人でも安心して散策ができるよう配慮されている。
ろ
老人大学南部講座【ろうじんだいがくなんぶこうざ】
1986年(昭和61年)4月、城山台の府立障害者交流促進センター(ファインプラザ大阪)を拠点として開講した、おおむね60歳以上を対象とした週1回(木曜コース)、1年制の生涯学習講座。1979年(昭和54年)に吹田市に老人大学北部講座を開設した府立老人総合センターが主催するもの。一般教養科目と健康福祉科・生活科学科・美術科・歴史考古学科・保健体育科の専門科目を設け、初年度はどの科目も定員を上回る受講希望者があった(計355人)。1988年(昭和63年)には水曜コースを増設した。当初は受講料無料(教材等は実費)だったが、1998年(平成10年)から受講料が有料に。有料化された後も定員の約2倍の応募があるなど人気は高かった。
同窓会の活動も盛んで、カラオケ、ダンス、俳句、歴史、写真、旅行、絵画他、OBが運営するクラブは149団体にのぼる。
府の行財政改革の一環で2007年(平成19年)3月に廃止、21年の歴史に幕を閉じるまでに約9200人の修了生を送り出した。北部(吹田市)、東部(東大阪市)講座と統合されて「アクティブシニア講座」(会場は大阪市中央区)となり、泉北での講座はなくなったが、同窓会組織はいまも活発に活動している。長年の福祉ボランティア活動などで、2006年には知事表彰も受けた。
老大南部講座【ろうだいなんぶこうざ】
老人大学南部講座の略称。