[堺市南区]極小カタツムリ「キビガイ」の卵が孵化した【投稿】

投稿者 読者投稿 Tani

まちかど・Tani

堺市では、南区で普通に生息しているキビガイですが、3mmに満たない極小サイズの為、あまり知られておらず、謎の多い陸貝です。

私にとっては、卵や稚貝の観察はとても貴重な体験でした。

長期飼育は困難である為、元の場所に返して来ます。

2024年5月18日
お母さん貝です。 堺市南区別所から採取。 自宅で3日程観察して元居た場所へ帰して来ました。 1匹だけの採取なので既に妊娠していたようです。 他にゴマガイが2種類いました。

2024年5月20日
この日に3個の卵が生みつけられていました。 生みたての頃は真っ白でポコポコした形のゼリー状。 生態に不明な点が多く、とても貴重な記録である。

2024年5月27日
卵が産みつけられて1週間。 薄茶色く色着き、中で動くのが確認できます。 サイズは、0.8mm程です。

2024年5月29日
9日で1匹誕生しました!! 目が角の先にあるのが確認出来る。 ゴマガイは、角の付け根に目があるので、 キビガイに間違いないと確信出来ました。

殻高1.8mm、殻径2.3mm、螺層7層の薄質半透明の淡い黄褐色の微小貝。殻は円錐形でキビダンゴに似て各螺層がよく膨らみ、殻底も丸く内部に3~4個の白い放射肋がある。螺層が数多く狭く巻いているのが特徴。体層周縁には弱い竜骨状の角がある。体部は灰褐色。触角は黒褐色。県内では山地の湿潤な落葉の堆積中に生息する。
(福井県動物目録より引用)

記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年5月31日)時点のものです。

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まちかど・Tani
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