[泉北]美木多小、8年連続増加 中学校は軒並みダウン 宮中は30人も

投稿者 記者・ 山本裕

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  堺市は今年5月1日現在の市立小・中学校の児童・生徒在籍数を公表した。泉北の小学生は昨年に比べ、3・3%減の6675人、中学生は3・2%減の3630人だった。小学校のうち全学年で11学級以下の小規模校は昨年と同じ4校だった。一方、和泉市も同日現在の在籍者数を公表。和泉タウン周辺では、中学校1校を除いて児童・生徒が減少、市全体でも減少傾向が続いている。

 泉北の小学校18校の中で最も児童が多いのは三原台小の792人で昨年より62人の減少。同小は昨年900人を切ったところだったが、今年は800人を切った。同小の減少は4年連続で、4年間の減少数は208人になる。  最も少ないのは桃山台小の160人で3人増加したものの、全学年で8学級しかない。

 児童数が増加したのは、桃山台小と美木多小、宮山台小、福泉中央小の4校。美木多小は8年連続で増加を続けている。

 中学校では、三原台中が601人と最も多かったが、前年より8人の減。最も少ないのが福泉南中で、9人減の280人だった。

 生徒が増加した中学校は1校もなく、庭代台中が前年と同数。他の8校ではすべて生徒数が減少しており、最も減少したのは宮山台中の30人だった。

 また、今年から和泉市室堂町のマンション「ウエリス光明池」に住む児童・生徒は城山台小と美木多中への通学が認められることになったが、堺市内への通学を希望したのは小学生3人だった。

 市全体でみると、小学校92校で児童数は1・7%減の4万2693人。中学校43校で生徒数は1・4%減の2万813人だった。

 堺市は全学年で11学級以下の小学校を対象に再編を検討している。泉北で小規模校となっているのは、桃山台小、竹城台東小、若松台小、茶山台小の4校。しかし、再編する際は、同じ中学校区内で統合するのが基本方針で、現在のところ再編計画のある学校は泉北にはない。

記事中に掲載されている情報は掲載日(2020年8月28日)時点のものです。

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