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1200人利用、交流生まれる
空き家の管理が大変、余った部屋を活用したい、など空間を貸したい人と、資格は取ったが教える場所がない、お店をしたいけどまだ自信がない、などの借りたい人をつなぎ、企画・コーディネートをする市民団体「Share space まちいえ」。2周年を迎え、6月22日に「まちいえ高倉台」で記念パーティーが開かれた。
空き家が増える泉北で、空いた空間を活用できないかと、インテリアコーディネーターや整理収納アドバイザーなどの資格を持つ5人の女性が、「泉北をつむぐまちとわたしのプロジェクト」の一つとして立ち上げた「まちいえ」。現在、一戸建て住宅の1階の「まちいえ高倉台」、リノベーションした分譲団地の一室「まちいえ茶山台」を管理運営する。ヨガやアロマ、ベビー教室など、2年間で340講座が開催され、利用人数は、のべ1200人に。
特にまちいえ高倉台のキッチンは、「まちいえきっちんplus」として、保健所から菓子製造と飲食営業の許可を受けており、お菓子やパン、仕出しなどの製造販売もできるとあって借りたい人が急増している。
2周年パーティーには、まちいえで講座を開く様々な分野の創作作家たちがお祝いに駆け付け、交流を深めた。代表の高田麻由美さんは「多し方が利用し、交流が生まれています。このような場をもっと広げたい」と。まちいえに関する問い合わせ080・5787・1177