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「おもてなしの心」で、わが町・堺の歴史や文化を紹介しようと活躍しているNPO法人堺観光ボランティア協会。現在は約250人のボランティアガイドが在籍しているが、その五分の一が南区在住者だ。2月27日には南区のボランティアらが南区役所に集まり、初会合を開催。今後は南区にさらに多くの観光客を呼び込み、盛り上げていきたいと意欲を燃やしている。
同協会は95年にスタートした後、08年にNPO法人化。有料ガイドの他、市内10か所の観光スポットに常駐しての定点ガイドや、観光案内所3か所から出発するミニガイドツアーなどを実施。また、百舌鳥・古市古墳群の世界遺産登録への弾みになればと、オリジナルの「古墳ダンス」を各地で披露するなど多様な活動を行い、堺市の観光振興に貢献している。
南区の観光では、国宝拝殿がある櫻井神社での「こおどり」奉納、黄金色に輝く長峰の田園地帯と法道寺などを巡るツアーや、櫻井神社から小谷城郷土館を経て荒山公園の梅を鑑賞し、多治速比売神社、高倉寺を巡るツアーなどでガイドを務めてきた。いずれも好評で、南区の観光に手ごたえを感じたという。今後は南区のボランティアが、地元在住者ならではの視点を活かして、さらに積極的に南区をアピールしていきたいと考えている。
5月から入門講座
同協会では新たにボランティアガイド入門講座の受講生を募集。5月8日〜7月10日に開く全11回の講座(受講料2千円)で、堺のまちを案内するために必要な知識と心構えを学ぶ。対象は堺の歴史と文化に興味があり、パソコンを持っていてメールの送受信や印刷が可能な人。詳しくは同協会ホームページ参照。
堺市総合福祉会館で4月14日と17日各2時〜4時に実施する事前説明会のうち、いずれかに参加が必要。申し込みは各日2日前までにEメールsakaikvk@axel.ocn.ne.jpへ、住所・氏名・電話番号・説明会希望日を添えて。問い合わせは同協会072・233・0531(ファクス同)または堺市観光推進課072・228・7493、FAX072・228・7342